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那須塩原の歴史~神聖な中にも温もりが…

那須塩原は、今ではかなり人(観光客も現住民)が少なくなりました。
高齢化も進み、若者もどんどん都市部へ…
そうなるとこの土地の魅力を伝える人もいなくなります。

そんな土地の魅力って移住者にしか伝えられない気がするんです。
そして、その土地の歴史を紡いでいくことこそ、移住者の使命とさえ感じてしまいます。

那須塩原に今でも残る歴史史跡などは人も施設もなぜか温かみがあります。

  • 『源三窟』
  • 『妙雲寺』
  • 『天皇の間』

どれも品格と共に優しさが溢れた癒しのスポットです。

そんな那須塩原の歴史に触れることができる施設を早速紹介します。

那須塩原の歴史①『源三窟』


源三窟』の起源は、平安時代~鎌倉時代に変わろうとする時代の節目にまで遡ります。

もともとはただの洞窟?鍾乳洞でした。
そこに源平最後の戦い『壇ノ浦の戦い』にて敗れた源有綱が隠れた場所と言われています。
>>>詳細はコチラ

そして、史跡として開業した明治34年。
有綱の祖父源三位頼政の源三位をとり、源三位穴という名が付けられましたが、その後源三窟と変わっています。

施設情報

源三窟

住所:栃木県那須塩原市塩原1118
電話:0287-32-2338
営業時間:4月~11月 AM8:30~PM5:00/12月~3月 AM9:00~PM4:00
休業日:不定休
駐車場:無料 第1P(旧道沿い) 大型車3台 普通車40台/第2P (新道沿い) 大型車1台 普通車15台
入館料:大人(高校生以上) 600円/子供 400円 ※団体割引有
備考:各種割引券あり。詳しくは公式HPへ
公式HP:https://genzankutsu.com/

旧道沿いからは、源三窟まで111段の階段を上らなければいけません。
体力に自信がある人は、是非挑戦してみて下さい。
結構キツイですよ(笑)

※インスタグラムの投稿画像3枚目以降に載せた、階段途中にある面白い触書もご覧になってください。

那須塩原の歴史②『妙雲寺』


妙雲寺』は、鎌倉時代に開山臨済宗の寺院です。
春(5月頃)になると牡丹祭りが境内で開催され、綺麗に色付きます。
文学碑もたくさん建っているので、何度行っても楽しめる寺院となっています。

境内奥には、小さな滝が。
自然の湧水もあるので、冷たいけど澄んだ水を是非口に含んでみて下さい。

施設情報

『妙雲寺』

住所:栃木県那須塩原市塩原665
電話:0287-32-2313
駐車場:公共の無料駐車場があるので、そこに駐車して下さい。
備考:門が数か所あります。

裏門近くには、【招き猫】が鎮座。
さらにその近くには、デザインマンホールがあるので探してみて下さい

那須塩原の歴史③『天皇の間記念公園』


天皇の間記念公園』には、紅葉の季節に行くと最高の景色を拝むことが出来ます。
画像は、ピーク時を少し過ぎてしまいましたが、それでも綺麗な紅葉ぶりです☆彡

施設自体は、「塩原御用邸」の「天皇の間」を昭和56年に現在の場所に原型のまま移築し保存してあるものです。
(※本来あった場所は、門だけ残され敷地内は更地となっております。)

施設情報

『天皇の間記念公園』

住所:栃木県那須塩原市塩原1266−113
電話:0287-32-4037
営業時間:9:00-16:30(最終入園16:00)
休園日:毎週水曜日
駐車場:4台
入館料:大人(高校生以上)200円/子供 100円
備考:市内在住の人は入園料が無料になります。免許証など身分がわかるものを持参ください。
公式HP:https://www.sjc.ne.jp/
※公式HPをPCで見ると文字がダブり、正直みづらいです。

建物自体も、昭和五十六年に栃木県有形文化財の指定を受けています。

武将から天皇まで。那須塩原の歴史は奥が深い!

ここ那須塩原市でも上流に位置する塩原温泉街は大昔、川の中だったと言われています
それが1990年代になると全国でも有数の温泉街として、多くの観光客で賑わい、栄えました。

今では、コロナの影響もあり観光客の大幅な減少が否めませんが…
歴史を知ると、改めて深く知りたいという人も出てくるでしょう。
それを伝えるのは、もはや現地の人ではなく移住者のような気がします。

那須塩原は、天皇家も愛され、毎年夏に行啓されていました。
そんな土地がこのまま廃れていくのを黙って見ていられるでしょうか。
出来るはずもありませんネ。

歴史を遺す」ということは、その土地の空気感、そしてを紡いでいくことだと思います。
もっと多くの方に、この塩原の地を味わって欲しいです。
その為にも、コロナの治療薬が早く開発されることを切に願います。

では。