
塩原の観音様が集結!つけられた名前が不思議?
先日、塩原に多くの観音様が点在していることを報告しましたが…
そんなレベルじゃなかった…
なんと塩原には、『百観音』という名所があったんです。
そして、門前地区を守る温泉神社も。
また、この百観音には不思議な枕詞のような名前が…
- 西国33観音
- 坂東33観音
- 秩父34観音
この地名のようなものは何なのでしょうか。
“知っている人は知っている”
実は、実在する名所なんですが…
まずは、ここ塩原の百観音について紹介していきましょう。
塩原・百観音への道~あの鐘を鳴らしに行こう!
これは、頂上の観音平から見た塩原温泉街の景色です。
と言っても、木々が邪魔してあまり見えませんが…
そんな百観音の地図をまずご覧ください。
どうやってここまで行くのでしょうか。
道はなさそうですね。
妙雲寺の中を通っていく方法もあるのですが…
最近じゃ誰もあまり通らなくなっている道で案内していきます。
百観音までの道のり
塩原一の紅葉スポットと言っても過言じゃない紅の吊橋。
実は、ここから百観音まで行くことができます。
- 吊橋を渡って左折。
- 左折後すぐに右側に階段
- 階段を登り、道なりに進んでいくとベンチを発見①
※多くの人がここで終わりだと思って引き返しちゃいます。 - ベンチの先を進む②
- さらに道を進んでいきます③
- ③をさらに進んでいきます。
すると、下のような開けた場所に出ます。
④の方向に進むと百観音の石碑が見つかります。
あとは進むだけです!
すると鳥居と『湯殿山』と書かれた石碑が見えてきます。
ここが、百観音への入口です!
片道1km。
蛇行しながら上がっていくので、そんなに急勾配でもなく、簡単に観音平(標高630m)までたどり着くことができます。
(インスタ画像3枚目。)
さらに温泉神社も。
でも、重要なのは、道中に存在する100体の観音様につけられた名前。
西国?坂東?秩父?日本遺産にも登録?
西国1番から始まり33番まで行くと坂東へ。
そして、秩父とそれぞれ名前と番号を変えて並べられた観音様。
調べてみると…
- 近畿地方に点在する西国三十三所観音巡礼
- 関東に点在する坂東三十三観音
- 埼玉秩父に点在する秩父三十四所観音霊場
があり、3つで日本百観音と言われるほど、かなり有名な巡礼所となっているようですが…
どこを探しても、それらとの関連性は見つかりませんでした。
おそらく建立時にそれらのスポットへの憧れを表したのかもしれませんネ!
あとで調べて報告します!
ということで、今回は塩原にある百観音を紹介しました。
是非、一度訪れてみて下さい。
塩原の百観音には危険がいっぱい?
鳥居の前に立てかけられた注意板には、
「野生動物(クマ・シカ・サル・ハチ・ヘビ等)が出没しますので、十分に注意して下さい。」
と記載されています。
でも…本当に出るんです!
命の危険に関わってきます。
季節によって、気をつけなければいけないものは変わってきますが…
しっかり準備をして行きましょう。
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では。