インボイス制度や電子帳簿保存法って実は…誰が得だと思います?
真顔お団子茄子

前回、ちょっとだけ「インボイス制度」について触れたので、少し個人的見解を述べようと思います。と言っても、どういう制度であって、今後どんな対応が必要なのか、的な専門的な見解ではなく、この制度自体の意義をちょっと考えていきます。

まず、これって誰得だと思いますか?

「国が税収をもっと上げたい」
というのは、明らかなんですが…
最近、ちょっと気づいたことがあります。

これって、”税理士“のための制度なのではないかと…

当然、税を管理する国税と税理士って繋がっているわけです。
そんな税を管理する人たちに最近起こっている事はなんでしょうか。

そう!
仕事の大幅な減少と存在意義の消失
です。

真顔お団子茄子

電子帳簿保存だって同じですネ。
これまで紙ベースで仕事のやり取りしていた人たちが、いきなり電子帳簿って言われても無理なわけです。
そうなると、税理士が必要、って流れに…

まさに、国と税理士連合が結託しているんです。
あくまで個人的見解ですが…

税理士に仕事を!そのためにあえて複雑化してる?


これは、私自身も決算や確定申告を会計ソフトで行っていてわかったんですが…
ネット、パソコン、プログラミングなどのITツールの出現のおかげで、自分で簡単に決算も確定申告もできるようになってしまったんです。

特に、Webを界隈にするフリーランサーやエンジニアからすると、そんな事、自分でやるのが当たり前なんです。
そして、免税事業者(売上1000万円以下)になり続けることだって、自分で仕事の量を調整出来るんですから、簡単。

ツールの普及】は、仕事の効率化を進めるとともに、ある人達の仕事を奪っていることでもあります。

「AIが普及すれば、なくなる職業がたくさんある!」
なんて、よく耳にしますよね。

今、国家資格でありながら、仕事が極端に減っているのが、税理士なんだと思います。
そんな時代背景もあり、『』関連にメスを入れたのかもしれませんネ!

Web上でも各所、税理士が活躍できるようになってきている?


今年10月からインボイス制度が始まるにあたって、
ここ数年、Youtubeでは、この話題について解説する税理士が増えたと思いませんか?
そして、ネット記事も。

どの動画も結構再生回数を稼いでるし、時間も結構長いし、頻繁に制度改正の動きがあるから、その度に解説動画を上げて、本数も稼げる
って感じているのは、私だけでしょうか。

そして…IT化に補助金最大450万円なんて話もありますが…
そもそもその申請や確認もPCなどを使わなくちゃいけないんですから、今まで取り入れてきていない人が自分でやるなんて、結構不可能なわけです。
それも税理士もしくは会計士に依頼するんですよね。
で…その手数料も結構取られて、顧問契約や仕事を取っていく事に…。

これ…別に税理士をディスっているわけじゃないんです。

国民の代表は国民皆のために仕事をすべし!


正直、いろいろ聞いていても、インボイス制度についてちゃんと理解しようなんて、一般の人では無理なわけです。
でも、それじゃ制度としてどうなの?って思いませんか?

そもそも国が作るものって、回りくどいうと言うか、わかりにくいと言うか、要点を得ない、というか。
いろいろな解釈ができるように、作っていたりするんですよね。

最終的には、制度をどう利用するかは個人に任せます、的な。

専門家しかわからない?いや、それだから、専門家でも判断が分かれることになるんです。
共通認識になっていかないんですよ。

某憲法○条みたいに…。

政治家さん…
見切り発車で何かを始めようとするのではなく、しっかり国民皆の心にすっと入っていくようなものを作ってくださいね。
曖昧さ満点のモノを世の中に出していくなんて、企業人としては考えられません。

「この健康食品は、ダイエットにもイイかも、薄毛にもイイかも、いや、不眠にも…」
「バストアップできる成分が入っているけど、効果があるか副作用があるかは…」
なんて、そんな商品出したら、すぐに消費者庁や国民生活センターが騒ぐでしょ。
(まー消費者がそんな商品には見向きもしないかもしれませんが…)

なのに、自分たちが出した曖昧なものは、何も罰則がでない…。
おかしな話ですよね。

なんかあったら、都度変えればイイ、的な…
それで、どれだけの人が迷惑をこうむっているか…

最後に…

2種類
で、今回何が言いたいかと言うと…
フリーランサーや個人事業主は、もう少し様子を見た方がいい
ってこと。

課税事業者になることは、いずれ全事業者の必須項目になるでしょう。
その時はその時。

でも、それまでにいろいろどの選択が得なのかとか考えたり、悩んだり、情報収集するのって、時間の無駄だと思うんです。
それなら、その無駄な時間をスキルアップにどんどん費やして、むしろ免税事業者同士で結託してしまえばいいんです。

まっそれは極論ですが…
今は、そっと見守りましょう。
税の管理人たちの動きと目論見を。

ということで、今回は、”フリーランスの嘆き”でした。